2021年の梅雨は例年より早く訪れ、長期化する模様です。
雨が続くと洗濯物も乾かず、じめっとして、外出もままならず、思わずため息が出てしまいますよね。
また長期的な雨や急激な天候の変化は、頭痛やめまい、耳鳴りなどの体調不良を呼び寄せます。
それ以外にも、肩こりや首こりやだるさ、ぜん息、古傷の痛みなど……ひいてはメンタルにまで悪影響を及ぼすと言われています。
これらの体調不良は、気圧の低下により、自律神経が乱れることで引き起こされます。
そこでこの記事では、自律神経の仕組みと、梅雨の体調不良を乗り切るための5つのポイントを紹介します。

梅雨期にかぎらず雨の日の体調不良は「気象病」とも言われ、主な原因は気圧の変化により、自律神経のバランスが乱れることにあります。
 
自律神経とは交感神経と副交感神経のこと。
交感神経･･･血管を収縮、心拍数を上昇させ、体を興奮させる働きがあり、主に昼間や活動時に活発になる。
副交感神経･･･血管を拡げ、体をリラックスさせる働きがあり、夜間やリラックス時に活発になる。
 
そもそも気圧の変化は、私たちの心身にかなりのストレスをかけると言われています。
「とくに雨が嫌いなわけでもないし、ストレスだと思っていないよ」と言う方ですら、体には無意識にストレスがかかっているのです。
 
このストレスのせいで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうのですね。
自律神経が乱れると、頭痛やめまい、肩こりなどの、さまざまな体調不良が引き起こされてしまいます。
 
「自律神経が乱れる」とは？
 
通常わたしたちの体は、「活発（交感神経）」と「リラックス（副交感神経）」のバランスを取りながら活動しています。
しかし、梅雨期の天候の変化・気圧の低下などにより体へストレスがかかることで、このバランスが崩れてしまうのです。
 
自律神経が乱れると、臓器にも影響する場合があります。
原因が見当たらないのに胃痛や胸焼け、下痢、便秘などが起きている場合は、自律神経の不調を疑ってみてください。
また、過呼吸や不眠なども同様に、気象病による可能性があります。
 
これらの症状は、とくに40代以上の女性にとって大敵です。
40代以上の方は更年期とも重なるため、ただでさえ不調になりがちなところに、更に追い打ちのように体調不良が重なってしまいます。
当サロンにお越しいただくお客さまのなかにも「雨の日は特につらい」とおっしゃる方がいます。

では、梅雨の体調不良を乗り切るためにはどうすればよいのでしょうか。
「できるかぎり自律神経を自然でよい状態で保つことが大切だ」とはいいますが、気合いだけでコントロールできるものではありません。
 
自律神経を自然でよい状態を保つためには、日常生活を少し工夫することが大切です。
 
たとえば……
 
・起床時間、就寝時間を均一にする
・夜遅くの食事、暴飲暴食を控える
・40℃くらいのお湯に浸かる
・適度に体を動かす
・じゅうぶんな睡眠を取る
 
これら5つのことは、今日から取り入れられる簡単なポイントで、自律神経の不調にはてきめんです。
すべてに気をつけることは難しいと思うので、5つのなかから始めやすそうなものを1つや2つピックアップしてみることをオススメします。

当記事で紹介した5つのポイントを心がけても、なかなか不調が治らない、もっと癒やしがほしい……というときは、アロマオイルを使ったリンパマッサージはいかがでしょうか？
心も体もリラックスし、不調のスパイラルから脱出するきっかけになりますよ。
 
岐阜市にある当プライベートサロン『rich en aroma』では、アロマの自然な香りでつつまれながら、こりかたまった体をほぐすリンパマッサージを施術します。
力がこもっていた体がゆるみ、リラックスの副交感神経を優位にすることができます。
また、受けられた多くの方が「夜よく眠れた」と言われ、朝起きた時の目覚めの良さを実感されお体のリセットに繋がっているようです。
 
低気圧にかぎらず、音や光、情報、スマホ、仕事、家事、人間関係など、現代人は常に数え切れないほどのストレスにさらされており、交感神経が優位になりがちです。
そのため理由のわからない不調は、もしかしたら潜在的で無意識なストレスに原因があるのかもしれません。
 
ぜひ体が重たいときはアロマリンパドレナージュで自律神経を整えてみてはいかがでしょうか。
そして、まだまだ続くこの季節を乗り切りましょう。



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